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いよいよ大統領選が本格化 早速自閉症について触れられています

2015年6月18日

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僕のほぼ唯一の趣味である、米大統領選。もちろん投票権はありませんが、世界のすべてが集まるフィールドでとても興味があります。これからの世界の方向性、最先端のマーケティング・PR、などはもちろん、人や組織にまつわる妬み嫉みゴタゴタなどどのドラマよりも面白いのです。

今週はついに共和党候補の本命である、ジェブ・ブッシュが立候補を表明しました。父親や兄についで3人目の大統領ってありなの?という声と、兄ブッシュの不人気さは共和党内でも結構強いので”負の遺産”を背負っての立候補ですが、奥さんがメキシコ生まれということもあり(オバマ大統領が生まれた大きな力となったヒスパニック系移民が話す)スペイン語が堪能であり、正直、若いときから「お兄ちゃんより弟が優秀」という声はあったうえに、フロリダ州知事としても人気を保ったまま中央政界に出てきているので、ブッシュ家としてはようやく本命が出てきたということでもあります。

で、どうして自閉症が関連するのかというと、上記のビデオです。立候補初日にYouTubeに公開されたMaking a Difference(違いを打ち出す)という、立候補をつげる最初のビデオに自閉症がさっと登場してきます。

開始22秒のところです。自閉症児のお母さんが、「この子はしゃべらないし、歩かない。でも、しゃべることができないからと言って伝えたいことがないわけではない。障害があっても人は自由を求める。ほかの人と同じように。」というところはなかなか説得力があります。

そして、2分15秒のところで再度出てきて、フロリダ州知事時代にジェブ・ブッシュが取り組んだ自閉症など発達障害対策について、「ありがとう、ブッシュ!あなたのおかげで人生が変わった。ぜひ全米にこの力を!」みたいな流れで出てきます。その他、貧困対策や、女性の虐待対策など、お金持ち向けの政党というイメージのある共和党のイメージを変え、True Servant として奉仕するブッシュという感じのストーリーです。

いずれにせよ、自閉症という言葉、そして当事者の言葉が、ヒラリークリントンとともに最も注目される候補による、選挙戦の最初のビデオで出てきたのは、米国における発達障害への関心の高さを表しているようです。かなり偏った選挙活動ウォッチですが、今後も自閉症・ADHDなどについて米大統領選を楽しく見つめていく予定です。

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