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Echoing Greenのフェローシップに挑戦!

2010年10月4日

先週末友人からエコイング・グリーン(Echoing Green)のフェローシップに挑戦しないかと誘いを受けた。

Echoing Green は英語のWikipediaによると「設立20年を迎える国際非営利団体で、社会的な分野で立ち上げ段階にある団体に投資・支援する」ことを目的にしている。AshokaやSkollと並び称される団体だと聞く。

Echoing Greenでは設立まもない頃からだとおもうが、フェローシップを設け、自らの思う道に進む若者に経済的な援助をしている。 年1回募集が行われており、このYou Tubeのビデオがそのフェローシップに今年合格した人たちである。(ごめんなさい。英語のみです。。。)

合格した人に言わせると、それはそれは厳しい選考だそうで、時間も使うし脳みそも使うらしい。。。まあそもそも英語で全てのプロセスが進んでいくわけで、2年間米国にいたと言っても英語がかなり怪しい僕にはものすごい難題だと思う。。。

まあ、でも2年間で総額60,000ドル(500万円強)も生活費が支給される他、健康保険が出たり、これまでの500人のフェローとネットワーク化されていたりと、日本では考えにくい破格のフェローである。これまた英語だが、フェローシップの詳細(http://www.echoinggreen.org/fellowship)。抜粋は以下の通り。

•    A grant of $60,000 for individuals ($90,000 for 2-person partnerships) paid in four equal installments over two years
•    A health insurance stipend
•    A yearly professional development stipend
•    Conferences led by organizational development experts
•    Access to technical support and pro bono partnerships to help grow your organization
•    A community of like-minded social entrepreneurs and public service leaders, including the Echoing Green network of nearly 500 alumni working all over the world

実は僕は「社会起業家」というレッテルが昔も今も好きではなく、あまりこういった「業界」については詳しくないのではあるが、Kaienが社会的企業の範疇に入ることを別に否定するつもりもない。ましてや、社会起業家の為のフェローシップに挑戦することが、会社のためにもなり、僕のためにもなり、そして社会のためにもなるのならば、積極的に取りに行くものだと思っている。

Echoing Greenは恩人とも言える。Kaienが単なる大学院生のプロジェクトとして終わらず、会社として曲がりなりにも形になったのは、2009年春にニューオリンズで開かれたビジネスプランコンペティションに勝ったから。その時の審査員の一人が実はEchoing GreenのVice President(副総裁)だった。下の写真は表彰式のヒトコマ。

なので、それから1年半でどこまで成長したか、あるいは何が足りないのか、今回のフェローシップへの応募を通して、国際的な視点で見つめ直してもらうにはいい機会かと思う。

僕の中で、この挑戦に関して、虚栄心がないのか?といえば、それは否定出来ない。あると思う。

でもこうしたチャレンジによって、これまで自閉症スペクトラムや障害者雇用といったところに関心のなかった人の興味が引ければそれはありがたいし、もちろん会社としても注目を集められばそれは経営としてもありがたい。いやらしく、でも、しっかりと信念を持って準備したい。もちろん日々の業務をこなしながら!

第一次の締切りは11月12日。他にも日本から挑戦する人がいると本当にいいと思う。そう言った方、ぜひご連絡ください。

Kaien会社ウェブサイト  http://www.kaien-lab.com
ニュースレター登録  http://bit.ly/awLJVz
「自閉症スペクトラムの方向けのキャリア相談会」申し込み  http://bit.ly/985ume

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