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障害をオープンにして就職する?クローズで行く?

2015年1月9日

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やや風邪気味。節々が痛みます。

今夜は錦糸町のクリニックで、地域精神保健のセミナーシリーズに出席。今日はハローワークの精神障害者雇用トータルサポーターの方のお話しでした。

障害者枠でも経済社会に貢献するというのが法の精神であるし、労働の対価として給与をもらうというのは一般枠と一緒。なのでその原則で窓口での支援活動をしているというお話で、そのあたりはとても納得しました。ハローワークだろうと、(営利形態の福祉企業である)当社であろうと、変わらないなと思いました。

新たな学びになったのは、いくつかの統計。

診断・障害をオープン(雇用先に伝える)にするかクローズ(雇用先に伝えない)にするか、ということによる統計。オープンの際の定着率が7割なのに対して、クローズの場合は2割強であり、やはりわかってもらって雇ってもらうと安定します、ということが明確にされていました。(※ただし同じ人がオープンにした時とクローズにした時の統計ではないので、そもそも母集団に違いがあるため、その差をうのみにはできないのですが、そういう前提で統計を読んでも3倍以上の定着率の差というのは大きいと思いました)

なお、一般枠でも障害をオープンにして雇うことを認めてくれている会社では、定着率は6割ぐらい。障害者枠と10%ぐらいしか違わないのでオープンにすればそこそこ一般枠でもできるともいえるかもしれません。違う言い方をすると、特徴を理解しようという企業ならば一般枠でも障害者枠でもさほど変わらないということでしょうか。もっとも、4割は1年以内に離職しているのでかなり厳しい状態だとも思えますが。。。

他の統計では、この春(?だったと思いますが)から、障害者雇用が達成されていない企業に納付金(罰金と考えてよいと思います)を課す企業が、従業員200人から100人になるので、中小企業にも障害者雇用のすそ野が広がる!!と言われていますが、本日の講演で取り上げられたハローワークでは、管内の企業の95%が従業員30人未満の会社であり、今回の変更による影響は限られるようなふうに思えました。

風邪を押しての参加でしたが、学びがあってよかったです。今日はこのまま早めに寝ようと思います。

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