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帽子を頭に合わせるのではなく、頭を削って帽子に合わせるビジネス

昨日(会社を結婚させ離婚させ稼ぐビジネス)の続きでもないが、ビジネスの話。

当社は、行政の制度にのっとって発達障害者向けの職業訓練・就活支援(『障害者就労移行支援)を行っている。お陰様で少しずつではあるが事業が伸びている。新しい事業所を、と思って探す時、直面する壁は行政である。

ビジネスの基礎の基礎でファイブフォース分析というのがある。その事業がどのような環境に置かれて収益性があるかを示すもの。HBSのマイケル・ポーターが提唱した考えだ。 下のように5つの力が働き、その力が弱ければ弱いほど、独占状態になっていく。

買い手 供給企業 新規参入 代替品 競争企業間

当社の福祉事業の場合に関係するのは新規参入障壁。(マイケル・ポーターも障壁となりうる要素として行政を挙げているのだが、まさにそれである。) 「公共事業」は、様々な規制があり、新規事業者にとっては参入障壁が高い。社会福祉法人など古参プレイヤーがこの面では有利になりやすい。

ある行政職員に言われたのは、「行政のお金をもらうには、帽子に頭を合わせるのではなく、頭を削らないといけないです」というもの。たしかに、「これほんとうに必要??」というルールも多い。

こういう不条理を感じると、新卒で働き始めたころはかなり騒いでいた。さすがに年齢を重ねるとちょっとは落ち着いて考えられるようになった。制度に従うことで利用者の不利益になってしまうこともあるが、大きな目的を見失わないためには、上手に頭を削るしか無いなと感じる。

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ちなみにポーターは、ビジネスがいかに社会に役立つか、という社会起業っぽいことをTEDで話していて面白い。残念ながら英語なのだが。。。

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