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発達障害者に介護職は向くのか?

世の中は、新卒採用などはリーマンショック前以来の売り手市場らしい。が、Kaien/ガクプロの周辺ではまだ風を感じない。当社の就労移行支援(職業訓練&就活支援)やガクプロでは、障害者枠だけではなく一般枠を目指す人も多い。特にガクプロではその傾向が強く、過半の人が一般枠での就職を目指しているのだが。。。

Kaien 発達障害者向け 就労支援(職業訓練)
http://www.kaien-lab.com/jobassistance/jobassistance/

ガクプロ 学生・専門学校生向けの就活サークル
http://www.gakupro.com

失業率も3%で、いわゆる完全雇用状態に近い。ウィキペディアを引くと、完全雇用は「非自発的失業が存在しない状態」なので、転職活動などのために一時的に失業している人だけがいるだけで、ほとんどの人が働けている状態のはずである。だけれども、就職支援の現場ではまだ追い風を感じない。

人が足りていない業種・職種が、発達障害の人に苦手な分野だということがありそうだと思っている。

当社もそうだが、福祉(特に保育)・介護の分野は人手不足であるし、建設や飲食なども人が足りなくて本当に大変そうである。よく障害者雇用の話になると、こんな話になる。『日本の人口が減っていって、特に労働人口が減る。その時には、海外から移民を受け入れるか、障害者・高齢者にもどんどん働いてもらうしかない』というものである。

ただ、福祉・介護・建設については、発達障害の特性のある人たちにはおおむね向かない、と僕は思っている。介護の分野を目指している人の個別相談をするのではあるが、ものすごく失敗をしている人にたびたび会う。

介護の分野は、人手不足以外にも、資格があると採用されやすいので見通しがつくキャリアを望む発達障害の人には人気であり、また「やさしく」「誠実な」人が求められている福祉は発達障害系の人にはぴったりにみえる。

が、利用者(おじいさんやおばあさん)が予測不可能な行動を起こし見通しがつかない現場であるし、働いている職員が「やさしい=あいまいに物事を済ませる」場合が多いのが実情である。このため、資格は取れ就職まではできても、現場で動くことができず、力になれていない人が多いように思う。

この傾向は、そのほかの福祉や建設の現場にも当てはまり、一見発達障害の人に追い風になりそうな業界では労働人口の減少への候補群として発達障害者はなかなかなりえないのではないかと思っている。

やはり、業種で選ぶのではなく、個々の興味や特性に合わせて狙いを定めていくしかないし、そのときには他人のペースに合わせる仕事というよりも、マイペースで、つまり臨機応変な対応や即時応答を求められない働き方をさがしていく必要があるなと思っている。もちろん介護の分野でもそういった働き方を作れる可能性もあるし、実際、そういったポジションを確保している人は上手に戦力になっているであろう。

言うは易く行うは難し、だが、障害者枠では徐々に形作れ始めている。一般枠でもそういった「マイペース」だけど「戦力になります」枠を提案していくのが、だいぶ先になりそうだが、当社としての目標になっていくと思う。

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