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グループカウンセリングを開催 診断・特性を認めてくれない 発達障害(含・疑い)のあるご家族のいる皆様へ

2016年7月10日

当社について。まずは利用説明会にお越しください。採用情報も下記から。

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以前から気になっていましたが、当社を利用しようにも利用できない、福祉サービスや医療につながろうとしてもつながれない、発達障害を認めない人がとても多いです。

認めないのも一つの人生でよいと思います。発達障害が踏み絵のようになってかえってご本人の生きづらさが増すようならば本末転倒だからです。

しかし、多くの場合は発達障害の”障害”という言葉に引っ張られ過ぎていて、意固地になっていることが原因になってしまっています。自分自身を社会を、あるがまま認めるという力がまだ十分に育っていないのだと思います。そもそも発達障害って、自分を語る上の一つの要素に過ぎず、隠し味、スパイス、みたいなものだと思うのですけれどもね。

発達障害系の人たちは普通への希求が強く、普通じゃないと言われることにショックなのかもしれません。が、僕も30年40年と生きてくると、みんな何らかの少数派なんだなぁと気づきますので、発達障害って言っても一つの少数派だという理解になる程度ですが。

当社としてもこういう人たちをきちんと流れに載せることは経済的にもミッション的にも理にかなっていますし、社会的にも家の中で暴れたり、ひっそりと暮らしているよりも、社会参画が建設的にできる方が良いと思うわけです。

ちょうど今日、参議院選挙の投票日。一票で社会が少しは変わるかもしれませんが、一番変わるのは「三軒両隣にちらちらするただの人」(夏目漱石 草枕より)たちとお互いに良い影響を与え合って、皆が参加するコミュニティを様々に作っていくような気がします。

グループカウンセリング(イメージ)

同じようなイベント(診断を受け入れてくれない人たちが話せる場)は少し調べましたが、多分開催されたことが無い、ということで、ニーズがあるのかないのか全く分かりませんが、とりあえず、2回開催してみて、様子を見たいと思います。ニーズが無くて、グループカウンセリングではなく、1対1のカウンセリングになってしまうかもしれませんが。。。その時はその時ですね。

◆趣旨

今回は発達障害の疑い・診断があるのだけれどもそれを認めてくれないご家族・ご親戚のいる方のグループ・カウンセリングを実施します。グループカウンセリングとは同じような問題・悩みをもつ人達が集まり、お互いを理解し、意見交換をしていく中で、問題解決の支援をしていこうというものです。

◆参加者像

  • お子様(含・成人期)が発達障害の疑い・診断を認めてくれない。このため福祉や医療に繋がれない。
  • 自分が発達障害の診断を受けた、あるいは疑いがあるのだが、親が認めてくれない。
  • 夫(妻)が、子どもの発達障害を認めてくれず、家庭内で方針が一致しない。

◆ご予約 どちらかをお選びください。

◆備考

なお、イベントの備考欄にも書きましたが、今回は当社に関心を持っていただいた人に限定したいと思っていますので、ご利用説明会に参加が無い場合はご参加いただけません。まずはご利用説明会にお越しください。

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