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尊敬

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東京に戻ってきました。桜島の元日の雪化粧や、正月のお神酒など、鹿児島らしさにも触れ、また、久しぶりに数日メールからも遠ざかれました。今夜から全力で仕事です。

半年ぶりに息子に会ってきて、空気読めないところや算数障害的に数字の概念が難しいところは相変わらずだなと思いましたが、不思議な力があるというか、なにせまっすぐに素直に表現をしてくれるので、場を支配するというか、雰囲気を作る才能はあるなと感じました。
 
そんな彼に接していて気付いたことが一つ。自分は「息子のため」に会社を興したのではなく、「息子に影響され」て、起業したのだということです。かわいそうだという面もなくはなかったのですが、自分には無いところを(やや誇張した表現だと)尊敬した、ということが始まりだったように思います。

聞くところによると彼は小学校でも、場の沈黙を打開したり、ずばっと正論を言ったりで、クラスが動く部分もあるということ。発達障害についてなかなか勉強熱心な先生のようで助けられているようですが、確かにそういう力はあるようです。

自分の心に正直に発言し行動する。もう少し言葉にすると、自分の心のうちを聞けるのが息子の強さかもしれません。大人になると、あるいは大多数の人間というのは計算しすぎなのでしょう。論理と勘のバランスを言っている人は、偉大な人に多いですね。羽生名人もよく言っていますし、アインシュタインにも格言があるのを知りました。

当社は6年目に入ります。熱病のように始めたもののまったく専門性も商品もなく右往左往することすらできなかった1、2年目から、いろいろとユニークなサービスが作れて自分でも驚くほどうまく行ってしまった3,4,5年目を経験し、創業10年までのこれからの5年間をどうしようか。実はそれを決めるのが冬休みの僕の宿題でした。

TEENSやガクプロのサービスのように、かなり中身は良くなってきているけれども、まだまだ全くといっていいほど世の中に知られていないサービスをより多くの人に届けていく課題もありますし、大人の就労支援のように首都圏以外でも知る人ぞ知る存在にはなっているサービスを全国にも展開すべきかどうかという規模の問題もありますし、とにかく対人サービスなのでスタッフの質とやる気に左右されますから採用面や人材育成をいかにしようという面もありますし、成長している株式会社にはつきものの上場という(お金は結果的についてくるものという感じで質をとにかく重視していた企業が)お金をまず重視される土俵を目指すかどうかという選択も見えています。考えることは多くなってきています。

起業をやりたくてたまらなかった人にはうきうきする段階なのでしょうが、まったく起業なぞ考えていなかった人間にとっては結構ストレスの多いテーマが多いのです。だからなのか、いろいろと小理屈を重ねて、無駄に考えてしまっている自分になっていたようです。最近、経営者の力は、論理力と直観力を使い分けられる人だなと思い、なので自分も直観はかなり意識しているほうですが、いつの間にか直感を論理化してしまって本当に直観なのか、自分の本心なのかわからなくなってしまっているようです。そういう意味で作為がない息子は新鮮でした。

単純に「みんなが仕事を楽しめるように」、「自分の特徴を受け止め、上手に活用できるように」、「会社が喜んでその人を雇いたくなるように」、という原点をサービスを通じて目指していれば、会社の規模とか周囲の目とか考える必要はなく、できることをしていけばよいのかもしれません。全国展開とか、サービスの拡大とか、上場とか、あまり来るものは論理だけで拒まず、しっかりと心の物差しの鮮度をフレッシュにしておけば、あとは結果を受け止めるべきだと思いました。

ちなみに、直観力のほかに、この結果を受け止める力が息子には、はるかに僕よりも備わっていてその点がすごいと思いました。今回も滞在中に「がっかりすることは
ないの?」と聞いたのですが、そもそも何を聞くのみたいな感じで答えてくれました。その点も息子を見習いたいものです。

まとめると、あまり気張らず、失敗を所与としつつも、原点を見ていれば、まあそこそこの結果はついてくるでしょうという感じです。書いていて思いましたが、違う見方で同じことを言うと、自分と周囲を信じるということかもしれません。

この数年は現場と経営の二足の草鞋を履いて自分を追い込みすぎ、余裕がなくなってきていたので、本当に数年ぶりに数日連続して休めたことは貴重でしたし、自分にゆとりがある時だと息子の良さを再認識できたように一人一人の良さを認めることもできるのだと思いました。僕は現場にこだわりがあり、生涯一スタッフのつもりだったのですが、そろそろ現場を離れ始めないと会社としてはインパクトを残せないなと思いますので、今年からは少し経営に割く時間を増やしていこうと思います。

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発達障害の強みを活かした就職・活躍を!
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