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福祉に税金を使うと経済的に無駄になるどころか得をする (2015年 今年のKaienの就職支援実績・社会的価値など計算しました)

当社について。まずは利用説明会にお越しください。採用情報も下記から。

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当社の営業は昨日で終了。お陰様で100人を超えるまでになった社員は年末年始休業で各地に散ってしまい、今日からは一人ぼっち。利用説明会や採用面接など自分一人で出来る部分を日々こなしていきます。

今日は年末恒例である、当社の実績のまとめをExcelで行いました。1年前にも記事を書いています。(Kaienの社会的価値 ~就労支援は税金を2倍にして社会に返している)昨年の計算シートが残っていたので、今年分の計算は数時間程度でサクッと終わりました。当社ウェブサイトにもアップしています。会社概要の最下部にある社会的価値がそれです。このブログにも画像で貼り付けます。

これを計算するためには、会社の納税額などはもちろん、主に就労移行支援に通っている人が、どれだけの確率で就職したか、どのぐらいの給与をもらっているのか、どのぐらい定着しているのか、などのデータが必要で、それを(論文が書けるほどには正確にはしていないですが)若干の誤差がある程度までは精度を高めて計算しています。以下ハイライトです。

■当社修了生の就職者数 161人/年

本当にこんなに就職したっけな…とデータを見直しましたが、正しいようです。今年1月の段階で4拠点、3月に池袋、12月に川崎を作って6拠点にはなりましたが、単純に割り算すると1拠点あたり30人程度にはなる計算です。

■当社修了生の定着率 90%超(1年)を維持

半年が95.2%、1年で見ると90.4%でした。ハローワークで聞いた世の中平均は75%ですので、だいぶ世間一般より高いでしょう。他社さんも80%とか数字だしていますが大体半年の数字ですので、その点、当社のOB/OGはみんな頑張って、そして楽しんで、就職後働いていることがわかります。

■当社修了生の平均月給 17.5万円を維持

今年は前年よりやや良くなって17.5万円/月でした。障害者枠の平均よりははるかに高いですが、まだ厳しい数字であることには変わりないと思っています。

■当社修了生の就活期間 6~7か月と短縮

内定が出て、当社の就労移行支援を終えるまでの日数です。(昨年と今年の加重平均で)208日でした。就活の期間がどんどん短くなっているようです。月数でいうと6~7か月ぐらいとなります。おそらくこの数字が他社と比べて驚異的に短いところです。具体的に言うと業界他社よりも2,3倍は短いと思います。定着支援が大変になってきていて、スタッフを増やすなどいろいろと工夫していますが、こういった数字で見ても1年で大きく変化があるなと感じます。

■当社の今年の社会的価値 2.7億円/年

で、今年当社が果たした社会的価値は 272,400千円という数字が出ました。当社や修了生、スタッフが税金などで収めたり、修了生が生活保護を脱して国庫の負担が減ったりして社会に貢献した額から、当社が税金を使わせてもらった部分(当社の主力は障害福祉事業でそれらの売り上げは自治体に請求している)を差し引いた額です。なお、創業以来の累計では6.1億円です。

いわゆるグロスではなくネットです。つまりもらった分から返した分は差し引きプラスの2.7億円というわけです。当社全体では税金を使わせてもらって、それの1.5~2倍ぐらいを国にお返ししているということになります。

■つまり福祉は社会の役に(経済的にも)たっていますよということ

投資銀行系で使うNPV(正味現在価値)で計算しているので、割引率なども含まれ、繰り返しですが、そこそこ正確な額だとは思います。ただ考慮しきれていない部分もあります。例えば、昨年も書いた通り、外部効果を入れるともっと大きな数字になる可能性がある一方で、他の支援団体との共同作業を考慮に入れていないためその点では小さな数字になる可能性もあるので、あくまで参考程度とお考えください。

それでも福祉にお金を使うと、社会的にはもちろん、実は経済的にもプラスになるんだよということを年に1回はしっかりお伝えしておきたいと思います。

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