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空気を読む力は10代に発達する

2014年1月16日

正月に見たTEDの中で最もおもしろかったのが、「サラ=ジェイン・ブレイクモア:青年期の脳の不思議」である。

今まで幼児期までに発達がピークを迎えるという考え方が一般的だったが、ここ10年15年のMRIの技術により、青年期(≒思春期)に様々な対人関係をつかさどる機能が脳内で発達することがわかってきたという。

TEDのページから抜粋する。(※一部編集しています) アンダーバーのところに注目してほしい。

青年期に最も劇的に変化するのは 脳の前頭前皮質という部分でしょう。人の前頭前皮質は、他の生物に比べ、脳の中でより大きな比率を占め、様々な機能を果たします。例えば、意思決定計画(※明日、来週、あるいは来年、何をするか計画する)、あるいは不適当な行動の抑制(※つまり失礼なことを口にしたり、ばかげたことをしないように自己を抑える機能)、さらには他人への理解など人との交流にも必要ですし、自己認識でも重要です。MRIを利用して脳のこの部分の発達を追う 研究をすることで、前頭前皮質は青年期に本当に劇的に発達することが明らかにされました。

このアンダーバーの部分は、発達障害の人が苦しみがちのところであり、空気を読んだり人の心を読んだりする部分にもあたる。つまり、「空気を読む力は10代に発展する」とまではいっていないが、かなり近いことを言っているのである。

早期療育が万能であるかのような考えを聞くことがあるし、もちろん重要だと思うが、同じぐらい大切なのが10代から20代にかけての人間関係なのかなぁと思う。我田引水ではあるが、TEENS(発達障害の傾向の10代向け)やガクプロ(発達障害の傾向のある学生向け)はやっぱり価値があるものにしていかないといけないし、挑戦しがいのある発達成長期に即したプログラムなのだと思う。

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