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特集⑥ 医療機関からの転職

病院やクリニックで経験はKaienで大いに役立ちます。二次障害の強い困難ケースで相談を受けるなど現場の要となることが期待されます。

1. 医療以外の視点も交えた深い支援、人となりを踏まえた支援に面白味を感じています。(小児科出身)

 小児科に来る子どもたちの将来に対する疑問から大人の支援に興味を持ちました。

 以前は病院の小児科で児童指導員として10年以上働いていました。親も子も就職とか進学とか悩む時期が必ず来るんですよね。そういう場面に出会う度に、将来どうやって生きていくのかなと疑問を感じるようになっていきました。そんな時、当時働いていた場所の近くに、就労移行支援を始めたばかりのKaienがあることを知り、ぜひ働いてみたいと思って応募に至りました。

 自分がしたいと思っていた子どもから大人まで一貫した支援がKaienにあります。

 就労移行の大人の支援をしたくて転職したKaienでしたが、発達障害に特化したサービスが世の中になかったことや・発達障害そのものに世の中が注目していた時期ということもあり、子どもの支援も合わせてしてほしいと求めてくる方がいらっしゃいました。前職で児童放課後等デイサービスの経験があったので、そういった声に応えるために児童のサービスも事業化してほしいと提案したところ、放課後等デイサービスTEENSにも関わることができました。

 Kaienの就労移行支援を利用する方は、幼少の頃からその兆しはあったものの、大学進学や離職をきっかけに診断を受ける人が多めです。でも、彼らの生きづらさというのは私が小児科で見てきた子どものころ躓いたところとほとんど同じ。なので小児科での経験が大人の支援にも経験が活きていると感じています。発達障害のある人たちの困り感はずっと継続していて、だからこそ子どもから大人まで支援できる体制が必要なんだと思っています。

 他業種からのスタッフに刺激を受けられます。

 医療機関に勤務していると診断名に注意がいきがちです。Kaienで働くスタッフのバックグラウンドは本当に様々なので、医療ではない様々な視点から支援ができます。医療の知識を他のスタッフにお伝えすることもありますが、逆に私としても新鮮な学びが続く職場となっています。

人の「成功体験」に関われる仕事にやりがいを感じています。

 直接、訓練生に関わって、支援ができるのは何よりも楽しいです。Kaienに来た時、働く力も意欲もない人もいて、そういった人を訓練を通じて就職につなげられた時は特に達成感があります。定着支援で修了生が働いているところを直接見たり、彼らが職場で褒められたりするのを聞いたりするのも、本当に嬉しいですね。企業でさらに成長して「人生変わりました」と言ってくれた修了生もいました。人の人生に関われること、そして人生のターニングポイントに関わり、彼らの成功体験に携われることは何よりも仕事のやりがいです。

プロフィール

大学で児童指導員任用資格や保育士資格等を取得。病院勤務をしていた母親の影響があり児童指導員として国立の医療センターにて10年以上勤務。その後障害児を受け入れているインターナショナルスクールで児童発達管理責任者として勤務後にKaien入社。現在は就労移行支援事業所Kaien秋葉原サテライト所属。サービス管理責任者として訓練生や修了生の支援を行っている。

2. よりリアルな社会を伝えられるので、説得力のある支援が出来ます。(精神科出身)

 ライフワークバランスを考えてKaienに転職をしました。

 病院勤務では残業が多かったり、土日のお休みも固定されなかったりという生活が続いていていて、もう少しライフワークバランスが整った働き方をしたいと思うようになりました。いろいろ探している中で見つけたのがKaienでした。「発達障害」については、転職前に病院のリワークで働いていたのですが、うつなどの診断を受ける人の中には「発達障害」と診断を受けている人もいて、ずっと気になっていました。また、ずっと医療機関で働いていたこともあり、もう少し企業や社会に近いところで働きたいと思い、Kaienに決めました。

 周りが医療関係者でないので、医療機関での知識・経験が役立っています。

 精神科の病院にいた時は、みんな専門家だったので言葉であまりやり取りをしないでも当たり前のように患者さんの対応をしてしていました。しかし、Kaienで働くスタッフは医療機関以外からの転職者も多く、医療的な専門知識については、細かく説明をして行く必要があるときがあります。Kaienには急性期の患者さんみたいな人はめったにいないのですが、発達障害以外の症状がある人もいるので、そういう時に医療での知識や経験は役に立つと思います。

 責任が大きい反面、現場の気づきをすぐに支援に反映できます。

 病院は医師の診断や意見を通しての支援となることが多いです。医師の意見を参考にしながら安心して働けるのですが、一方で支援が限定され、時間がかかってしまうこともありました。Kaienは一人一人の裁量が大きいので、思った支援を必要なタイミングですぐに行うことが出来ます。確かに責任は大きくなりますが、現場の気づきをすぐに支援に反映できるのはやりやすさを感じます。

 企業との距離が近いから、具体的な業務や環境の企業情報をもとに支援ができます。

 Kaienは企業との距離がとても近いです。企業とのやり取りや職場訪問の機会が多いので、訓練を卒業して就職した人がどんな業務について、どんな職場の雰囲気なのかを知ることが出来ます。働く場所の情報を今訓練を受けている人たちに伝えることが出来る流れがあるので、就職支援という観点では、良い条件がそろっていると思います。

 訓練生が日々変化していくことが、モチベーションになります。

 Kaienのプログラムは「リアルな職場」を追及しています。彼らが就職したときどんな困難に直面するのか想像しやすいプログラムです。このため支援方法を思いつきやすく、効果という意味で訓練生の変化もわかりやすいです。一つ一つの変化積み重ねて、訓練生達が就職していくときは、本当にこの仕事をやっててよかったなと思います。

プロフィール

精神保健福祉士の資格取得後、クリニックや病院で十数年勤務。精神疾患・認知症・依存症などの患者さんに関わる。その後、就労移行支援事業所Kaien川崎にてサービス管理責任者として、訓練生の就職を支援している。

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